ご無沙汰しております!!
しょうです!
令和初めての投稿です!笑
5月といえば新社会人がゴールデンウィーク明けに陥りやすい五月病があります。
そしてそれを利用してネットワークビジネス(MLM)を強引に勧誘する悪徳業者も存在します。
正直いろんな情報がネット上にありますが、ほとんどのビジネスが詐欺ということを覚えておいてください。
私自身、ネットワークビジネスなどいろんなビジネスを経験してきたので、どんな些細なことでもご相談受け付けます。
いろんなビジネスの勧誘を受けているなど、、、
相談もせずに、口車に乗っかってやってみたら借金まみれとか副業初心者がやりがちなことなので、必ず相談してください。
僕は運よく信頼できる人に出会えたので、その人の情報だけを受け入れて、他のほぼすべての情報をシャットアウトしてました。
今でこそ、リサーチでいろいろ見て、稼げている人いない人の区別がつくのですが、初心者の僕ならコロッと騙されていたと思います。
今日は、初心者の人が悪質な詐欺師に騙されない方法をお伝えしていきます!
ネットワークビジネス自体は合法ビジネス
ネットワークビジネス(別名MLM)は、
連鎖販売取引として合法です。
そのため、取り組むこと自体は犯罪ではなく、もちろん詐欺にはなりません。
アメリカや日本では秘かにネットワークビジネスの企業は沢山あり、
実際取り組んでいる、もしくは登録だけしている人は結構います。
(最近ではアジアでも広がっているようです)
趣味レベルでやるなら楽しいビジネス
私個人の意見としては「趣味レベル」で気軽にやるのであれば、
ネットワークビジネスは素敵なビジネスだと思います。
この趣味レベルという基準は、
- その会社の製品やサービスが好きで使っている
- 自分の意思で、好きな量・必要な量だけ購入している
- 口コミをするような気軽な気持ちで、広めていく
- 決して大きい収入ではなく、あくまで製品(サービス)愛用の副次的な意味で収入がほしい
といった感じです。
ネットワークビジネスはその会社に製品やサービスがあり、
それを気に入った人達が愛用し、ついでに口コミとしてその良さを紹介していく。
その紹介された人も愛用があれば、その売り上げの何割かをお礼として紹介した人に支払う
というのが根底にあります。
こういう口コミによるお礼の仕組みは、紹介キャンペーンというように
色々なところで見かけることができます。
ネットワークビジネスは、
金銭的、精神的に無理のないレベルで、本人が好きで取り組む分には、
手軽に取り組めるビジネスです。
また、口コミで広がり、同じ製品やサービス好きが集まりますから、
仲間うちで楽しく、色々な行事や付き合いができるのもメリットです。
共通の好きなことを共有したり、体験するこの仕組みは、
感覚的には月謝制や年会費制のサークルや習い事のような感覚といえると思います。
これなら当然、詐欺ではありませんし、皆合意のもとでやってますから、
何の問題もありません。
実際は趣味レベルではないビジネス
上記のような感覚でできるネットワークビジネスは、
定年を迎えた年配層や主婦などに沢山広まっています。
ところが、実際はこのような趣味レベルで活動しているばかりではありません。
特に20~30代を中心としたチームは趣味レベルは皆無といってよいとおもいます。
私もそうでしたが、20~30代の年齢層のチームは、
- ほとんどの人が製品やサービスが好きで始めたわけではない
- 製品好き意外の理由、起業、現状不満、自分を変えたいなどで始める人が多い
- ネットワークビジネスの収入で脱サラできるほどの高収入をめざしている
- 製品やサービスの購入額が、「必要な分だけ」レベルではない
- 購入費は「愛用」という視点でなく、ビジネスで当たり前の「投資」という感覚
- 中には借金をかかえてまで購入している人がいる
- ネットワークビジネスのために、転職、引越しまでやる人がいる
という傾向があります。
見てもらえばわかるように、もはや趣味レベルではありません。
私も活動していた頃は集中するため、正社員をやめ、転職し、車まで売った人間です。
今後の人生にまで影響が出るリスクをとっていることがお分かりいただけると思います。
どうして趣味レベルではなくなるのか
ではどうしてこのようなリスクを取るほどのレベルで活動するのでしょうか。
脱サラするには、愛用レベルでは難しい
ひとつは脱サラできるほどの収入を得るには、
愛用者を集めるレベルでは難しいことにあります。
特に20代の頃は、夢や野望が強い人が沢山いるのではないでしょうか。
だからこそ、株やFX、アフィリエイトなど、会社員とは違った収入で成功しようと頑張ります。
ネットワークビジネスも副業レベルの収入ではなくて、
高収入を得ようとして興味を持つ方がほとんどです。
ネットワークビジネスはあくまで売り上げの何割かを還元してもらう仕組みですから、
愛用レベルの売り上げでは、かなりの人数を勧誘する必要があります。
だからこそ、1人あたりの製品購入額が、愛用を超えたレベルになることで
勧誘人数が少なくても高収入になる可能性が早くなるのです。
健康志向といっても、若い年代では興味がない人が多い
もう1つ、製品の興味では、若い人にはネットワークビジネスが伝わり難いことにあります。
最近では健康志向といわれていますが、それでも若い年代ではそれほど高くないはずです。
ネットワークビジネスの製品は1つで3000円越えなんて当たり前ですし、
愛用レベルでも月に2~3万くらいはいくのではないでしょうか。
いくら健康に良いといっても、他にもお金を使いたいものがあるはずですし、
そこまでお金を払ってまで健康を得ようという人は少ないです。
だからこそ別の興味によってネットワークビジネスに勧誘します。
「起業」「憧れの人物」「自己啓発」「脱サラ」「仲間」
色々アプローチはあります。
そのために殆どの人が製品が好きで始めたわけでなく、
収入を得る為に製品を購入し始めるという動機のもと、お金を払っています。
現に、辞めた人間のほとんどがその後製品を使い続けることは稀です。
では次に、ここからどうして詐欺となるのかお話します。
始める動機とリスクが色々な問題を生み出す
今までの情報を整理します。
20~30代の層が多いネットワークビジネスのチームは、
- 製品が好き以外の理由で始めている人が多い
- 製品が好きではなく、高収入を得るために製品を買う
- 購入額が必要費レベルではない
ということがお分かりいただけたと思います。
さて、問題なのはここからです。
ネットワークビジネスは悪評が多く、実際ネットにもあふれています。
これらの悪評の原因の多くが、
- 強引な勧誘をされて苦い思いをした
- 多額の支出や借金をした
- なんらかの人間関係が崩れてしまった
- 転職や引越しなど、今後の人生に影響が出た
- 家族、恋人や友人がハマッてしまい、盲目的になって困っている
といったものです。
どうしてこのようなことがおこるのでしょうか。
大きなリスクへの焦りからくる、強引な勧誘
リスクを取ったことによる焦りから、強引な勧誘に出てしまうことです。
ここでいうリスクは色々あります。
- 製品購入による、多額な支出、借金
- 転職、引越し
- 親、恋人、会社、友達など人間関係の崩れ など
こうしたリスクを取ったことで「後には引けない」状態なのです。
そのため、何としても成果を出したいという焦りが生じます。
そうすると強引な勧誘をしてしまうのです。
始める動機の甘さがと現実とのギャップによる悲壮感
ネットワークビジネスは本来、気軽に始めてもよいビジネスだとおもいます。
リスクはないですし、好きな製品を愛用しているだけですし。
ところが、上記のようなチームは気軽にはできません。
リスクも生じます。
相当な支出や時間の投資は覚悟が必要ですし、
そのチーム色によっては、転職や引越しだってありえます。
さらには人間関係も崩れてしまう恐れもあるのです。
始める人はこうしたリスクを本当に承知した上で始める必要があります。
しかし実際はここまでのリスクを承知して始めた人は相当少ないです。
(私もそのひとりです。)
ほとんどの場合、
もっと気軽な気持ちで成功できるかもと思ってスタートしてしまうのです。
ところが実際始めてみると、
想像以上に辛い、想像以上に収入が上がらない、想像以上に支出が出る、
などなど、決して生易しいものではないことに気がつきます。
詐欺は『相手を騙して錯誤されること』という定義でした。
騙されるとは、相手が判断することで、
要は「自分の予想外」だったことから始まる悲壮感や被害意識です。
(例え1000万失っても、本人が承知していれば詐欺ではないはずです。)
前述したように、趣味レベルでないチームのいたるところで、
この予想外が発生しています。
そこから多くの悲壮感や被害意識が生まれるので、
だまされたという意識が強くなります。
動機の甘さは、勧誘者が作っている
『じゃあ勧誘された本人が悪いのか』と思うかたもいるかもしれませんが、
そうではありません。
この動機の甘さは、勧誘側が作りだしています。
ほとんどの場合、勧誘初めの段階から、
チームの支出やその他リスクの状況など説明しません。
説明しても「皆、自分の意思でやっていること」と話すはずです。
(実際は巧みな心理戦術があると私は考えています。)
「一緒に成功しよう!」
「~ちゃんが成功できるよう、私もサポートする!」
などなど、綺麗で美しい言葉を投げかけるはずです。
中には、
『努力は必要だし、必ず成功できるわけではないけど可能性はある』
と話す人もいると思いますが、実に曖昧な言葉です。
『努力』という言葉は、人によって基準や種類が違います。
『必ず成功できるわけではないけど可能性はある』も、
人によって感じ方が違います。
本来ビジネスは数値でしっかりと示して、検証していくものですが、
ネットワークビジネスの勧誘では、
ほとんどの場合数値が曖昧だったり、隠したりします。
中には、
「大切なのは成功したいという意思の強さ」
「成功に大切なのは検証でなく、チャレンジすること」
「どんなものにでも欠点はある。そこに目を向けてたら前へ進めない」
など、とても美しく倫理的なことを話してくるでしょう。
このようなやりとりでは、当然相手の感じ方違いますし、
動機が甘くなってしまうのも当然です。
動機を甘くしないと、始める人が少ない
私の意見だと、実際勧誘側も『説明が不十分、曖昧』ということは感じています。
が、だからといって明確にすることはしません。
なぜか。
初めから基準を挙げてしまうと、そもそもスタートする人が少なくなるからです。
そもそも相当のリスクを覚悟しても成功したいという意思の強さがある人は、
すでに何らかの物事に取り組んでいる人が多いのではないでしょうか。
しかし、ネットワークビジネスの勧誘相手は、
そうした意思の強さが元々ある人たちばかりではありません。
むしろ、勧誘側が事前に、本や人、ゲームなどを通して、
成功したい意思を芽生えさせています。
そのような状態なのに、リスクや覚悟の高さを感じてしまったら
始めないのは当然ではないでしょうか。
だからこそ、ネットワークビジネスの多くのチームが
始めの敷居を低くして、セミナーなどを通して徐々に敷居を挙げるのです。
まとめます
ネットワークビジネス自体は敷居が低く、趣味レベルであれば詐欺にはなりません。
しかし20~30代を中心とした多くのチームが、脱サラなど大きな成功をするために
相当なリスクを取っているのが現状です。
そのことをちゃんと理解して始められるような勧誘ではないため、
被害意識が出て詐欺と感じて当たり前といえるでしょう。